2018年度教員採用試験合格者インタビュー

今年度も多くの卒業生が教員として新たな場所で活躍しています。今回は教員採用試験に現役合格した卒業生の中から、東京都教員採用試験、横浜市教員採用試験に合格した2名にインタビューを行いました。
ぜひ、ご覧ください。

田中宏樹さん(東京都教員採用試験合格)

体育学科の印象的な授業は何ですか?

特に印象的な授業は2つあります。

1つ目は、「スポーツ実習(水泳)」です。私は、大学入学時、水泳が苦手だったため毎週補講に通い、単位習得後の2年次からは授業補助を行うSA(スチューデント・アシスタント)として授業に参加しました。苦手な水泳を克服するために担当したSAですが、声の出し方や学生との関わり方など、教員として授業を行う上で大切なことを学ぶことができました。

2つ目は、「トレーニング演習」です。この授業は、目的に応じたトレーニング処方について学びます。自身の心拍数や血中乳酸濃度を測定するなど、実践的に専門学を学びます。この授業で学んだことを授業作りに活かしたいと思っています。

教員を目指す受験生に一言お願いします。

文理学部、体育学科ともに教員を目指す学生にとっては、とても良い環境です。文理学部に設置されている教職センターでは、教員採用試験の対策講座として「東京アカデミー」の講座や面接対策の講座を開講しています。また、体育学科でも手厚いサポートがあり、ゼミナール教員には小論文の添削や教職ボランティアの紹介などしていただきました。

教員を目指す学生にとって良い環境が整っていますので、ぜひ、体育学科に入学して、一緒に教員として働きましょう!

渡邉絵理奈さん(横浜市教員採用試験合格)

教員を志望した理由を教えてください。

教員を志望したきっかけは、中学校の担任教員が授業以外のことも親身に相談に乗ってくれたからです。私も、そんな教員になりたいと思いました。

また、大学生のときに、小学生を対象とした教育プロジェクトに体育学科の教員に誘われ参加しました。1日間と短いプロジェクトでしたが、小学生の凄まじい成長ぶりを体感し、その成長に関わる仕事がしたいと小学校教員を目指すようになりました。

体育学科の印象的な授業は何ですか?

私は、教員免許取得の必修科目である「保健体育科教育法」です。この科目では、保健体育の授業に関わる専門的知識に加え、学級経営など授業以外での実践的知識も学びます。また、授業では自分の考えを発表したり、他人の考えを聞くなど、より実践的に学ぶことができます。さらに、授業担当教員は高校の教員として働いており、教育現場の生の声も聞くことができ、より現場の雰囲気を感じることができました。